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30代会社員です。主にビジネス書を中心に読み、ブログでアウトプットする事でビジネスに必要なスキルを身につけることが目標です。

西野精治「スタンフォード式最高の睡眠」

今回は西野精治著の「スタンフォード式最高の睡眠」を読んでみた。
良質な睡眠が取れれば、仕事面でも良いパフォーマンスができると考え、この本を読んだ。


日本人は世界と比較しても、睡眠不足の人が多いという。忙しい現代社会では睡眠時間を確保することが難しく、睡眠の質を良くすることが必要になってくる。
この本ではどうやったら最高の睡眠が取れるのかが書かれている。
では実際にどのような事に注意したら良いのか。それは簡単な事だった。
まずは睡眠のメリットを記載する。

 

◼️睡眠のメリット
1.脳と体に休息を与える。
2.記憶を整理し、定着させる。
3.ホルモンバランスを調整する。
4.免疫力を上げて、病気を遠ざける。
5.脳の老廃物を取る。

 

良い睡眠を取るためには
結論から言うと良い睡眠を取るためには、最初の90分を深く眠ることが大事。最初の90分を深く眠れることができれば、質の良い睡眠が取れる。そのため本書では、寝始めの90分を黄金の90分と呼んでいる。
黄金の90分はノンレム睡眠(脳も体も寝ている状態)であり、ノンレム睡眠の中でも最も深い眠りに入れる時間帯である。

 

どのようにしたら黄金の90分になるのか
簡単にまとめると、寝る時間の90分前にお風呂に入ることが大事。人間には皮膚温度と深部体温(身体の内側の温度)があり、深い眠りに入るのは深部体温がぐっと下がった時という。
寝る90分前にお風呂に入ることで、お風呂で暖まった深部体温を、90分間で下げていき、迅速に深い眠りにつけるとの事。
深部体温は手足から熱を放散するため、寝る前には手足が暖かくなる。靴下を履いて寝ると、熱が放散されにくいため、深部体温が下がりづらいので要注意。冷え性の方でも寝る直前には靴下を脱ぐことが眠りの質を良くする。

また睡眠時間は短過ぎても長過ぎても健康に良くない。最低でも6時間は寝る必要があり、7時間が理想的だ。
さらに寝る時間を固定するとより良いという。

 

【まとめ】
1.最高の睡眠を取るためには、寝始めの90分が大切。
2.寝る90分前にお風呂に入る事で、寝始めから深い眠りにはいれる。
3.睡眠時間は7時間が理想で、入眠時間を固定すると良い。

 

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